ADWG戦略ストーリー

 2020年4月1日、ADWGグループは持株会社体制に移行しました。これまで当社グループが培い、成長の基盤としてきた3つの“企業価値の源泉”をもとに、収益不動産のADWからソリューション提案のADWGへのステップアップを目指します。

連結業績推移

~企業価値の源泉~

  1. 1〈商品〉:蓄積してきた商品トラックレコード

 当社グループの現在の主力商品は、優良な収益不動産そのものだけではなく、バリューアップ、テナントリーシング、物件・テナント管理、保守・修繕工事、さらには永続的な顧客アフターフォローなど、各種サービスまで付加した一気通貫のバリューチェーンによる資産運用ソリューションです。
 これまで数多くの収益不動産の商品化を手がけてきた実績を通じ、不動産売買はもとより、バリューチェーンを構成する各種サービスのトラックレコードが蓄積され、効果的かつ効率的な商品化のノウハウとして体系化されております。また収益不動産の入口戦略(中古物件購入、新築物件購入、自社開発)と出口戦略(一棟販売、小口化、自社保有)との組み合わせも多彩です。
 これらの相乗が、単に“不動産業界”という一次元的な比較視点では語れない圧倒的な差別化要因となり、当社グループの企業価値向上を牽引しております。

  1. 2〈顧客〉:顧客基盤と顧客にリーチするマーケティングネットワーク

 当社グループは、国内収益不動産ビジネスで関係構築した顧客を中心とするオーナーズクラブRoyaltorchの運営を通じ、グループとしての顧客基盤を着実に育成してまいりました。加えて、米国ロサンゼルスでの収益不動産事業や、不動産小口化商品「ARISTO」事業などへの展開に伴い、当社グループの顧客基盤は規模の拡大のみならず、プロフィールの多様化、日本全国への拡張、世代を超えた繋がりへと、より多次元的な成長を始めています。
 さらに顧客基盤そのものだけでなく、顧客にリーチするためのマーケティングネットワーク拡充にも注力しており、当社グループの総合的な顧客基盤運営は新たなフェーズに向かっております。
 不動産ビジネスから富裕層ビジネスへの発展は、当社グループの企業価値を押し上げる重要なパラダイム転換であり、こうした顧客関連の経営資産がその戦略推進を裏付けるものと考えております。

  1. 3〈人と組織〉:「しなやかに変化しながら、独創の価値を生み出し提供する」

 「しなやかに変化する」とは、既存の価値観に固執せず積極果敢に新しい価値観を取り込むこと、変化をいとわず変化の中にこそ勝機を見出せること、柔軟な軌道修正や大胆な創造的破壊ができ、それらに応じて自らを再定義できることであります。
 「独創の価値を生み出し提供する」とは、既成概念にとらわれることなく、顧客ニーズの本質を見極め、そこに一歩でも近づける商品サービスの創造と提供を追求し続けること、また顧客の要望に応えるだけでなく、確信をもってその本質に顧客を導くことであります。
 当社グループが企業理念に謳うこの「しなやかに変化しながら、独創の価値を生み出し提供する」という価値観は、当社グループの黎明期でこそ“生き残る術”でありましたが、それは“成長を支える人と組織のあり方”へ、そして“未来に受け継ぐべき企業文化”へと着実に進化してまいりました。何よりも、この価値観によって130年超の歴史を紡いできたという事実がそれを裏付けております。

~ソリューション提案のADWGへ~

 「商品」「顧客」「人と組織」という、当社グループの企業価値の源泉をもとに、ソリューション提案のADWGへと進化するためには、持株会社体制への移行は不可欠でした。

持株会社体制への移行は、以下4点を狙いとしています。

(1)M&A、業務提携、資本提携を積極的に活用する
(2)リスクを取った“攻め”と、手堅く堅実な“守り”を同時に追求する
(3)少数精鋭の組織を維持し、柔軟さと迅速さを持ち続ける
(4)(1)(2)(3)を活かすべく、時代を先取りした人事制度・報酬制度を導入する

こうした狙いのもと、ADWGグループの顧客基盤から捕捉した、資産や事業に関するニーズに対して多彩なソリューションの提案を目指します。

~企業理念~

ADWGグループは、
しなやかに変化しながら、独創の価値を生み出し提供することによって、
人と社会の活力ある発展に貢献します。

しなやかに変化し 独創の価値を生み出す